若ちゃんの食いしばり奮闘記
お友達の若ちゃんに、食いしばりを相談されました
〝散々お口は治療してきたけど、朝起きると顎がつらいの“
〝マウスピースも穴あけちゃって“
〝ボトックス注射で食いしばり治った話、聞いたんだけど。どお?“
美容番長の若ちゃんも、さすがにおかしなこと言ってるなー
これはぁ、正さないと..
で、疑いかかりつつ、お試し程度の歯の調整。
まずは、
若ちゃん自身を診ます。
東洋医学的に言う、気(気滞、気虚、気逆)の状態を歯の調整で整えて。
次は、身体のバランス
軸がとれていなかったので、これも歯で調整。
そんなこんなで、食いしばりに特化せず、
彼女自身を診て終わり。
彼女自身の治癒力をひきだせるよう、後押ししてみました。
なぜなら、
身体の軸がずれていれば、頭蓋の位置もずれますね。
下顎は頭蓋にぶら下がっているから
軸治さずに、口だけ治すのはナンセンス。
後戻り出たため、2回目の歯の調整。
変わらず、彼女自身の調整。
気のチューニングから、脳の状態、脳頭蓋のずれの調整。
これは歯で調整。
特に若ちゃんは、食いしばり歴が長いから、
脳が食いしばりを記憶してしまい、
ストレスによる脳の誤作動をおこしていることも考える。
こういうケースはふつう、認知行動療法などで、数カ月かけて治療するもの
(腰痛治療など)
が、これも歯で調整。数分。
短い時間で、治療できるのも三叉神経(12脳神経のひとつ)のなせるわざ。
あとは、姿勢を調整。
猫背、かつ寝姿時の首の調整。
ついでに、首の後傾時の不快症状も調整。
若ちゃん、めまいない?
あるーーー
めまい外来に行ったんだけどね。
筋弛緩剤処方されて、でも治らなかったのよぉー。
首の後傾時の不快は、めまいの人の典型パターン。
脳底動脈周辺への圧迫を、スムーズに促してあげるよう、
歯で調節。
まずね、若ちゃん、、
筋弛緩剤って 動物を安楽死させる薬って知ってた?
……。
主訴の‘‘食いしばり‘‘ 治すのに、いろんな状態からんでたね。
またまた、食いしばりに特化せず、
若ちゃんの器としての、身体を診させてもらいました。
伝えたいのは、
口は身体の一部です。ということ。
マウスピースしてクッションしても、
ボトックス注射しても、
臭い物に蓋をしているだけで
根本治療ではありません。
食いしばり、歯ぎしりは、身体の合図です。
シグナルを聞いてあげないと。
歯をいじった以上、
良くも悪くも、
若ちゃんの身体に変化がでるのは想定内。
身体をこじらせてきた人ほど、
後戻りはでますよね。
若ちゃんの食いしばり奮闘記、続くかな?