アトピー性皮膚炎を歯科で改善させる
アトピー性皮膚炎を歯科で改善させる
はじめに
衛生士のスタッフ入れ替えにあたり、春ごろより面接を行ってきました。
新神戸歯科の今後の治療方針として、歯周病管理にさらなる重点を置いていきたいと考えておりました。
歯周病がいかに身体に悪影響を及ぼすかは、周知の通りですね。それはまた別の機会にブログします。
という訳で、キャリアのある34歳の山口さん(仮名)が採用されました。
彼女は経験もあり、真面目な性格のうえ、仕事上は何も問題ありません。
ただ一つ、肌に難がありました。
アトピー性皮膚炎のため、顔や首はワインレッド色で荒れていました。
新神戸歯科にもアトピー性皮膚炎の患者様は多数、通院されています。
その中でも山口さんはやや重度の方でした。
年齢も若く、これ以上悪化してほしくない、という希望もあり
彼女のアトピー性皮膚炎をも含め、新神戸歯科で責任をもつことに至りました。
☆山口さん(仮名)アトピー性皮膚炎の経緯
幼少の頃より、喘息、アトピー性皮膚炎症状がある。
小学生位までは、1日1回は喘息発作によりメプチン吸入。
学生になり、アトピー性皮膚炎は全身へ悪化。痒みで眠れず、痛みで包帯をまくこともあった。
重度のときは、ステロイド塗布で落ち着かせていた。
現在、顔面瞼、首に症状あり。ステロイドは使用禁止している。
☆山口さん(仮名)アトピー性皮膚炎の対処
まず、食習慣・生活習慣の見直しを指導。
合間の時間に、歯科でのアトピー治療をすることにしました。
・食習慣
食事の写真を毎回撮り、1週間毎に提出。
藤井名誉院長にオーリングで食事内容のチェックをしてもらう
・生活習慣
私、鈴木が担当。
使用している基礎化粧品、ヘアシャンプー、ボディーシャンプー、メイク用品等、全てオーリングにより、良否をチェック。
また、睡眠環境、運動、趣味、電磁波への対応等も診査。
・歯科による、アトピー性皮膚炎治療
私、鈴木が担当。月2~3回の頻度の歯科治療。
患者様と同じ、はじめはアトピー性皮膚炎に特化せずに、山口さん自身を治療。
彼女の取り巻く環境、また心と身体に向き合う。これを歯科よりアプローチする。
当院の歯科による、アトピー性皮膚炎治療(山口さんのケース)
では、当院の歯科による、アトピー性皮膚炎治療(山口さんのケース)をより詳しくご紹介します。
☆2021.6.14~2021.8.20
2021.6.14~2021.8.20 (計7回)は気の流れを良くして、血行の改善を図るために治療をしていきました。
まず取り巻く環境、また心の状態を中心に診ていきました。
具体的には、
・脳頭蓋のひずみをとる(歯牙のコンタクト調整等)
・舌、頬粘膜等にかかるストレスリリース(歯牙の鋭角、過豊隆の除去)
・軸の調整(舌骨を定位置におさめる)
・スピリチュアル的なアプローチ(タービンの振動を利用した波動調整)
等を繰り返し診ていくうちに、体軸がだいぶ整ってきました。
頭痛、首、肩、腰などの不定愁訴は枝葉のようなものなので、体軸が整うと、勝手に治っていきます。
自分自身で身体を調整出来るように、背中を押してあげます。
この頃になると、枝葉である、肌の状態にも変化がみえてきました。
☆2021.9,9~現在
2021.9,9~現在
・身体に影響している不良金属のチェック
・虫歯の除去
・メガネの調整(脳頭蓋のひずみの原因となり得る)等
治療を継続しています。
今後の治療予定として、
・不良金属を身体に合う金属に入れ替える(オーリングテストで診断)
・虫歯治療後の欠損部も合う材料に入れ替える(オーリングテストで診断)
・歯列矯正(顎関節と仙腸関節の関係性に留意を置いて)
等を予定しています。
まとめ
新神戸歯科の従業員のため、信頼度、治療回数の優位性はあると考えられます。
ただ、他の患者様も同じ治療方法です。
アトピー性皮膚炎の治療は一筋縄ではいかない、難病のひとつです。
今の段階では山口さんの肌が完治するとは言い切れませんが、少なくとも改善の経過はたどっていると思われます。
この記事を書いた人
院長鈴木 麻夕